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IT業界への転職のきっかけ

はじめに

 私は、大学・大学院で建築、特に都市計画、まちづくりについて学びました。特に、カンボジアのスラム地区の研究を通じ、まちづくりの魅力を学ぶことができました。

 修了後については、まちづくり(地域活性化)に携わりたいと考え、建設コンサルタントに新卒で就職しました。その中で、東日本大震災の復興計画づくりや、公共交通、自転車を活用したまちづくり、バリアフリー基本構想の作成、幹線道路の事業再評価などの計画分野で携わってきました。

 その中で、まちづくりに対し、主体として携わりたいと考え、都道府県職員(土木)を目指し、無事就職することができました。業務を進める中で、公共として行うまちの限界を感じ、公共としてのまちづくりではなく、民間として地域を盛り上げるプレイヤーとして、携わりたいと考えるようになりました。

IT業界への挑戦

 これまでハード、ソフトのまちづくりに携わる中で、「住民が地域のことを知らない、関心がない」との課題があることに気付きました。一方、5GやAIをはじめとした技術による自動運転が発展するとともに、アマゾンやUberなどの発展を想定した場合、まちと住民の関係性は希薄になっていくと考えられます。

 そのような状況の中で、地域の人に、地域の魅力を知ってもらいたい、地域と人を繋げたいと考えるようになりました。IT、特にSNSを活用すれば、人と人を繋げることことができるため、その繋がりの中で、実際に人が動きたくなる仕組みができれば、地域と人を繋げることができると考えました。

 そこで、これまでの学んできた「まちづくり」と「IT」を組み合わせれば、様々な地域課題の解決に寄与でき、社会に貢献することができると考え、IT業界にチャレンジすることにしました。